10月15日、今年の「副首都・大阪」大学連携プロジェクトリサーチ・プレゼンテーション事業に参加している近畿大学の学生が、内部冷却による熱中症対策についてリサーチをしており、対面にて取材を実施しました。
【実施日時】
2024年10月15日(火)14:30〜15:30
【実施場所】
大阪市役所の会議室
【取材参加人者】
近畿大学の学生:5名
研究テーマ:内部冷却による熱中症対策〜夏のうめきたヒエヒエ大作戦〜
【取材先】
大塚製薬株式会社
【取材の目的】
1. 内部冷却法についての知識を深める。
2. 大阪府と包括連携協定を結んでいる大塚製薬から大阪での暑さ対策について知見を得る。
3. 大塚製薬が行なっている熱中症対策に関する事業について取材し、提案の改善に繋げる

【ヒアリング内容・結果・所感】
大塚製薬株式会社の赤木様から体温調整の仕組みやポカリスエット アイススラリーの開発背景や活用シーン、実績を話していただくだけでなく、様々な形で啓発活動や地域と連携した社会貢献活動についても紹介していただきました。
近畿大学の学生からは 「大塚製薬の活動は、自治体と連携して熱中症対策の呼びかけを行うなど、製品の販売促進だけを目的とせず、適切に熱中症対策を実践してもらうための手段としてポカリスエット アイススラリー等の製品を広めていることがわかった。また、大塚製薬は、まずは "体感してもらう" ということを大切にしておられ、様々なイベントや活動等で地道に普及を進め、熱中症対策を自治体と連携しており、短期的な利益だけを追求するのではなく、社会貢献を重視した経営方針に強く印象が残った。」 と感想を述べ、取材から学びと気づきが多いリサーチとなりました。
また、学生からは 「大塚製薬の理念に合った形で、自治体などと共同で実施できるようなイベント案を副首都のビジョンと結びつきも考えながら作成していきたい。アイススラリーが熱中症対策の一つの柱であるということを、発表の中で今回の取材で得た情報をもとに裏付けていき、大塚製薬様の理念などから私たちの目的が製品の販売促進ではなく、熱中症を減らすための新たな対策の提案であるということを説明していきたい。大塚製薬様は、高齢者をはじめ暑熱環境の厳しい職場やスポーツなど、熱中症のリスクが高い人に向けた啓発活動に力を入れていたことから、今回のイベント案作成においても、ハイリスクである属性を分析しながらより対策としての有用性を高めていく予定」 とのことです。
