6/28(金)にECOヒロオンラインアカデミー第2回目
食べ物のECOを開催しました!
H2O リテイリングの社員さんを先生に迎え、食べ物のECOについて45分間の授業をしていただきました。
第2回目の授業には4人の小学生が参加してくれました。

はじめに食品ロスには事業系、家庭系の2種類があるということや、日本でどれくらいの食品ロスが発生しているのかについて教えてもらいました。
その後は、おうちでどんなものが食品ロスになっているかをディスカッションしました。
参加者の皆さんからは、
・自分は好き嫌いがないが、量が多くて給食を残している友達は見たことがある
・買ってみたもののあまり美味しくないものがある
・カレーなどを作る時に使った野菜が半分だけ余ってしまう
などの現状が出てきました。
それに対する解決策も皆さんに考えてもらったところ、それぞれ、
→食べる前に量を減らすことで解決
→レビュー、口コミ、友達の感想を見て聞いてから買う
→たくさん作って保存しておく
という、素敵な解決策を提案してくれました!
ディスカッションのあとは、「サルベージパーティー」について教えてもらいました。
サルベージ=救うという意味で、これはもう使えないなという食材をみんなで持ち寄って、何か新しいものを作ってみようというパーティーのことだそうです。
自分で使い方がわからない食材でも、たくさんの人のアイディアを持ち寄れば新しい使い方を考えられるということがわかりました。
食べ物を育てる上で大切な、土壌についても教えてもらいました。
ECOヒロアカデミー初の実験を行いました!
微生物がたくさんいる土と、そうでない土にピンクの紙を入れて、どのような違いが出るのか実験しました。
土壌の微生物が呼吸したことにより、紙を入れてから1〜2分でピンク色の紙が白色に変わりました!
おもしろい実験、小学生の皆さんも前のめりで興味津々な様子でした。
土の中にも生き物がいることを感じてもらえました。

この実験と同じ原理で微生物が野菜くずを分解して堆肥に変えてくれる、それがコンポストだということも教えてもらいました。
参加者の皆さんのおうちにあった野菜クズがコンポストで分解可能かどうか先生に教えてもらいました。
・ナスのヘタ:コンポストに入れてばっちり再利用可能
・玉ねぎの皮:少し難しい、細かくちぎったら可能
・トマトのへた:できる
・たまごのから:分解はされないけど土壌に栄養を与えられる
人間と同じく、やわらかくて甘いものは微生物も大好きということを教えてもらいました。
参加してくれた小学生の皆さんからは、このような感想をいただきました。
・コンポストに生ごみをいれると土の栄養になると知って驚いた
・野菜をコンポストに入れると地球にやさしいし、いい土もできるからとてもいいなと思った
・実験で微生物が息をしているとか、コンポストに入れると生ごみが栄養になるというのがびっくりした
みんなが美味しい食べ物を食べ続けるには、地球に優しくしなければいけない、しかし楽しくないと続けられない。
楽しみながら地球にやさしい行動をしていこう!という大切な考え方を知ってもらえた講座になりました。
先生(H2O リテイリングの社員さん)ありがとうございました!